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【建売住宅と注文住宅】

23/12/14

建売住宅と注文住宅。

 

お家の購入を検討されている方ならば聞いたことがある言葉です。

 

でも住宅の業界の人ではなく一般の方ではっきりと違いやメリットデメリットを理解されている方は少ないかもしれません。

 

ちなみに私たちの会社は注文住宅の会社になります。

 

 

注文住宅の中でも色々と細分化されていたりしますが、今回は大枠の違いを書いていきます。

 

 

まず建売住宅は簡単に書くと「すでに完成している」住宅のことになります。

 

完成している不動産になるので、契約は「不動産売買契約」で出来ている物の売り買いの契約です。

 

 

注文住宅は「まだ出来ていない」住宅になります。

 

この場合の契約は「工事請負契約」で住宅を造る工事を依頼する為の契約です。

 

 

大きな違いは「実物があるかないか」になります。

 

そこからメリットデメリットを書いていきます。

 

 

建売住宅のメリット

 

・実物を自分の目で確かめてから納得した状態で購入が出来る。

 

・価格が安い。

 

建売住宅のデメリット

 

・完成しているので自分の思った通りの間取りにすることはできない。

 

・注文住宅と比べて性能が低く、暑くて寒い、耐震性が低い事がほとんど。

 

 

注文住宅のメリット

 

・自分の希望の間取りにすることが出来る。

 

・注文住宅の会社は性能にこだわった会社が多いので建売よりも性能が高い事が多い。

 

注文住宅のデメリット

 

・値段が高い

 

・実物を見て買うことができない為、想像力も大事になる。

 

 

性能差や価格に関しては「その場合が多い」というだけで全てではありません。

 

性能が高くて値段も高い建売住宅も少ないですが存在しますし、安くて性能が低い注文住宅も存在します。

 

 

明確に違うと言い切れるのは「間取りが変えられない」か「実物が見られない」のところです。

 

この違いは凄く大きな違いで、購入者の方も良く考えて選んで欲しいなと思います。

 

 

注文住宅は実物が見られないので基本的には図面で確認をすることになります。

 

これから工事をするので当然なのですがこれが非常に困ったことになってきます。

 

 

注文住宅の仕事をしていて一番困ることは、

 

図面で何度も確認をしてから工事をしたけど、完成した実物を見て想像と違うと言われてしまうことです。

 

実物が見られないので図面や3Dで確認をして貰うしかないので想像の話になると難しい。

 

図面で何度も確認したものを工事が完成してから違うと言われると・・・というのが正直なところです。

 

 

そういうことがあるので注文住宅を選ばれる方はある程度図面から想像出来る方か、

 

自分の想像と多少違っても「自分が図面で確認して納得したことだから」

 

ある程度は納得できる方が良いと思います。

 

それに納得が出来ない、許容が出来ない方は建売住宅を選択される方が向いています。

 

出来上がった実物を見て買うか買わないかを選択できるので想像の話は出てきません。

 

目で見たものが全てです。

 

ただ自分が思う間取りやデザインにすることは出来ないので、そこを許容する必要があります。

 

どちらにもメリットデメリットが存在するので、自分に合っている方を選んで後悔の無いようにしてください。