マイホーム計画においてのマインド その②
24/04/08
営業の十河です。
前回のコラムの続きからその②をお届けします。
決して上から目線で言っているのではないので
優しい気持ちでご覧いただけたらと思います。
『長期間にわたって住む家だということを忘れない』
新築、リフォームに限らず30代で家づくり計画をされる方が多いと思います。
人生100年時代と言われるようになり、家で過ごす時間が長くなるのは必然ですね。
“3回建てないと思う通りの家はできない”と言いますが
ヨーローッパでは100年200年と世代を超えて住み続ける住宅がほとんどです。
計画当初は年齢も若く活動的だったとしても
家族の成長と共にに建物が経年劣化することもあれば
自分自身が衰えてできなくなることもある。
趣味趣向が変わることもある。
かと思えば新しい使い方を見出したり
必要がなくなる部屋や、新たに欲しくなる設備もある。
建築当初は◎だと思っていたけど今は△だと思う。
その理由は何なのか?
自分の思考が変わったのか?住み方で工夫できることはないか?
今の時代はこういう使い方が適してるのではないか?
ヨーローッパ諸国の方はこんな風に日常の変化を過ごしやすくするために
今あるものを大切にし活かしながら工夫してきたのだと思います。
建築時期に作りこみるのも間違いではないですが
建物も家族も変化するものだということを念頭にいれておくと
変化に順応した暮らし方ができるのではないでしょうか。
『長期間にわたって住む家』
色々と迷いだしたときはこのことを思い出していただけると幸いです。