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【最近展示会でお話しさせていただいていること】 ※ⅾ

23/04/20

3月は3件もお引渡しがあり、どの物件も大きな事故もなく無事お施主様に

 

お引渡しできて心底ホッとしております。

 

お陰様でずっと忙しくさせていただいていた完成見学会も4月はお休みです。

 

いつもお世話になり本当にありがとうございます。

 

 

最近見学会にお越しいただいた方にお話しさせていただいていることの一つとして

 

「日本と世界の家づくりの違い」をお話しさせていただいています。

 

経済先進国とされる日本ですが、世界的に見た家づくりのレベルに関しては実はそうではありません。

 

むしろ「日本の家づくりの常識」は「先進国の非常識」であることは、

 

家づくりに精通しているものであれば結構知っていることです。

 

 

私も新築の業界に来るまでは、物づくり大国日本と思っていました。

 

ですが住宅で考えると韓国、中国の方がずいぶん先を行っています。

 

省エネ関係はかなり負けです。

 

日本の家づくりのレベルは相当低いんです。

 

その理由としては「省エネに関する法律」が日本は非常にゆるいことです。

 

極端な話をすると、断熱材が入っていない家を作っても罰則がないのです。

 

 

日本も2020年に省エネ基準の義務化がなされる予定だったのですが、

 

沢山の住宅事業者が反対運動をして義務化が見送られ、2025年になりました。

 

この義務化の基準もそんなに厳しい基準では無く、先進国とは思えないゆるゆるの省エネ基準です。

 

このゆるゆるの基準にすら反対する住宅事業者が沢山いるというのはかなり怖い。

 

 

その点、住宅先進国であるドイツは非常に厳しく、基準を満たさない家を建てようもんなら

 

建築士の免許をはく奪されるほど、医者なみの知識と技術を建築にも求めています。

 

本来であればこれが当たり前なのです。

 

リビング建築工房は、そんなことを踏まえて家づくりをしています。

 

実際には…。

 

これが見学会にお越しいただいた人にのみお話ししていることです。

 

世界を見ると、今後日本で建てないといけない家が見えてきます。

 

しっかりと情報収集をして、大事なものを見極めていただければと思います。

 

土永