デザインコンストラクション 株式会社リビング建築工房

コラム
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色選びのコツ

20/05/15

今回のコラムは色のお話です。

インテリアの配色によって広く見えたり、逆に狭く見えたり

外装に関しては家の室温や躯体に及ぼす影響など

色には様々なメリットとデメリットがあります。

 

きちんと理解し、基準をつくると色の選定に困ることが少なくなりますので

色選びのコツを書かせていただきます。

 

 

インテリアに採用するときに気をつけたい色の組み合わせ

 

色を選定するときは、いわゆる“仕上げ材”の色を選ぶことになります。

サッシ、床材、壁紙、塗装、キッチンなどの設備機器

など、その家の雰囲気をつくっているのが仕上げ材の色です。

シンプルで洗練された雰囲気のインテリアをつくるためのポイントがあります。

 

①なりたいインテリアの大筋を決める

②色の組み合わせは3色(※多くても4色まで)でまとめる

③暖色、冷色を混ぜない

③広い範囲に濃色を採用する場合は、1面のみ採用する

 

この4つのポイントです。

実際にどういうことなのか、弊社の施工物件で解説していきます。

 

 


①なりたいインテリアの大筋を決める

気持ちが明るくなったり気持ちを落ち着かせてくれたり

色によって雰囲気がガラッと変わります。

 

色の選択を始めるまえに

『どんな雰囲気のインテリアにしいたいか』

を決めておくことが大事です。

 

 

 

 

②色の組み合わせは3色(※多くても4色まで)でまとめる

写真投稿サイトなどを見て『あ、この家おしゃれ!』と思う写真には共通点があります。

色のデザイン(組み合わせ)がまとまっていると、

部屋はシンプルかつオシャレな空間に見えるのです。

 

例えばこちらの写真。

室内にベースで使われている色は

・ホワイト(天井、壁)

・薄いブラウン(フローリング、階段、家具)

 

アソートカラー(2番目に多い色)は

・ブラック(サッシ、手摺、シーリングファン・照明)

 

そして、アクセントカラーとして

・グリーン(植物、ソファの生地)が使われています。

 

合計4色ですね。

ホワイトの面積が多いなかに温かみのある木の色と

引き締め効果のあるブラックがキリっとした印象にしてくれています。

 

 

 

続いてこちらの写真。

室内にベースカラーとして使われている色は

・ホワイト(床、壁紙、天井)

 

アソートカラーに

・グレー(窓から見える外壁、イスの生地、キッチン本体※写真では見えていませんが…)

・ブラック(サッシ、ソファ本体)

の3色でまとめています。

 

全体的にモノトーンで統一し、洗練されたホテルライクな雰囲気です。

 

アクセントカラーは見えていませんが、

ここに植物などのグリーンをプラスことで

より素敵な空間にしてくれますね。

 

実はこちらのお家は猫がいるので植物が置けず…

中庭から見える空と山の緑がアクセントカラーの役割を担っているのです。

写真がお見せできないのが残念ですが、

『景色もインテリアになる』参考事例です。

全体的にモノトーンで統一し、洗練されたホテルライクな雰囲気です。

 

 

続いてこちらの写真。

ベースカラーに使われている色は

・ホワイト(天井、壁)

・濃いブラウン(床、家具本体)

 

アソートカラーに

・ブラック(サッシ、照明)

・グリーン(外壁・庭の芝生)

の4色です。

 

こちらのお家は、室内に見える部分と外部に見える部分の色が

同色で統一されているので、より統一感のある雰囲気になっています。

 

 

 

いかがでしょうか?

写真投稿サイトなどでも、『おしゃれだな~✨』と思う写真は

上記4つのポイントを守っているはずです。

 

 

 

③暖色、冷色を混ぜない

色は、彩度の有無で大きく2種類に分けることができます。

白・黒・灰色などの色みのない無彩色と、

赤・黄・青などの色みのある有彩色です。

※色の話は詳しく書くとキリがないので、タイトルにある暖色と冷色のお話をメインにします。

 

有彩色のなかの分類でも、暖色と冷色と中世色の3種類に分けることができます。

オレンジなどの暖かさを感じる色

水色青紫などの冷たさを感じさせる色

暖色・寒色どちらにも属さない黄緑などの色は中性色と分類されます。

色味のない無彩色と色味のある有彩色を組み合わせるときに、暖色冷色を使い分けることが大切になってきます。

 

 

例えばこちらのお家。

外壁にホワイトと明るめのブラウンを採用しています。

ブラウンが暖色の分類になるので

ホワイト色は少し黄味がかったホワイト(クリーム色に近い色)

を選んでいます。

 

 

 

 

続いてこちらの写真。

外壁にホワイトとグレーを採用しています。

グレーは無彩色ですが、若干青味がかったグレーのため

ホワイト色も少し青味がかったホワイト(薄いグレー近い色)

を選んでいます。

 

 

このように、暖色冷色を統一することで、パッと見た時の印象も変わります。

実際、私たちがお客様とお打ち合わせする際には

この分類をお伝えしたうえで選んでいただくようにしています。

 

 

 

 

④広い範囲に濃色を採用する場合は、1面のみ採用する

ユニットバスで実際に採用されている事例です。

ショールームへ設備機器を見に行くと

シャワーや鏡が付いている正面の色を選択できるようになっています。

 

②でも書いたように、浴室は

・ベースにカラー

・アソートカラー

・アクセントカラー

で構成できるようになっています。

 

ショールームでは、アクセントカラーになる正面部分が

濃い色で展示されていることが多く

これにはきちんとした意味があります。

 

部屋に入って一番奥に見える面を濃くすると

“奥行のある空間にみえる”という効果があります。

もちろん、濃い色以外にも淡い色を選ぶこともできますが、

濃い色にすることの効果を知っていると、

他の部屋でも引用することができます。

 

 

 

 

こちらのお家では、キッチンの奥の壁面をグレーにしています。

 

面積の広い面にアクセントカラーを採用するときに

もうひとつおさえておきたいポイントがあります。

部屋が長方形だとすると、面積の大きい面に採用するのではなく

面積の狭い面に採用するということです。

こうすることで、より奥行のある空間に見える効果が生まれます。

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

シンプルだけどおしゃれな空間にするコツ(ルール)は

どなたでも取り組めそうな内容だったと思います。

現在、住まれているお家でも取り組める内容なので、ぜひ実践してみてもらえると嬉しいです。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

次回の更新をお楽しみに☆

 

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